ヴィーガンもアレルギーの方も、そのご家族も。ジューシーで深みある味わい『タルト・オトンヌ』をどうぞ♪

萩原 万葉(はぎはら まよ)さん
【第3回コンテスト  学生の部 優勝】

日本女子大学で栄養学を学んでいる萩原万葉さん。

身近な人が 動物性由来の素材を一切使わない食生活「ヴィーガン」をしていたことがきっかけで、卵や乳不使用のお菓子を作るようになったそうです。

そんな萩原さんの作品『タルト・オトンヌ』は、サクサクのタルトとりんごのキャラメリゼが組み合わさった、ジューシーで深みのある味わい。

パーツ一つ一つに丁寧に工夫を凝らし、製菓学生さんも多いハイレベルな学生部門でみごと優勝を飾りました。

「アレルギーをお持ちの方だけではなく、そのご家族やご友人も、みんなに美味しいと感じてもらえるようなスイーツを目標にしました。」とお話しされる萩原さん。

『タルト・オトンヌ』試作の経緯と、将来の展望をお聞かせいただきました。

 

身近な人のヴィーガンがきっかけで動物性食品不使用のお菓子を作るように

ー萩原さん、どうぞよろしくお願いいたします!改めまして この度は優勝おめでとうございます!

萩原さんは 日本女子大学に通われているとのことですが、将来はパティシエになりたいなどの目標があるのでしょうか?

はい。パティシエになりたいと考えています。

 

ーそうなんですね!日本女子大学に通おうと思われたのはなぜでしょうか?

高校時代にヴィーガンに興味を持ち始めたのがきっかけで、栄養について気になるようになりました。

そこで、栄養学などが学べるところに進学しようと思ったんです。

 

ーヴィーガンに興味を持ったのは、何がきっかけだったのでしょうか?

高校2年生の時に、ニュージーランドに留学したことがきっかけです。

ホストシスターがベジタリアンで、お肉やお魚を食べない生活をしていたんです。

それがきっかけで私も興味を持ち始め、いろいろ調べるようになりました。

もともとお菓子作りは好きでしたが、そこからヴィーガン系のお菓子を作るようになって、帰国した後も作り続けている感じです。

私自身はヴィーガンではありませんが、周りにヴィーガンや食物アレルギーの方がいるので、そんな人に寄り添えたらなと感じて作っています。

 

昨年は書類審査で落ちてしまって…。

ーコンテストを知ったきっかけはなんですか?

普段からよくお菓子について調べることが多いのですが、確か「アレルギースイーツ」で検索した時にホームページを見つけました。

実は、昨年も応募したのですが、その時は書類審査で落ちてしまって…。

今年も作ってみようと思って応募しました。

ーそうだったんですね!またご応募くださりありがとうございます!

 

クリームと、秋に合うりんごを組み合わせよう!

ーいろんなケーキを作る選択肢があったかと思いますが、今回はなぜ『タルト・オトンヌ』をお作りになられたのでしょうか?

2次審査が9月なので、秋っぽいものを作りたいなって思いました。

ちょっと早いけどりんごの時期かなと思って、まずは「りんごを使ったお菓子にしよう」と思いました。

あとは、アレルギー対応だとクリーム系が少ないなと感じているので「カスタードを作りたい」と思って、「りんごとカスタードは合うかな」と思ってあの組み合わせにしました。

 

ーそうだったんですね!サクサクでジューシーですごい美味しかったです!

2次審査の時期を考えてりんごを選ばれたところも、さすがだなと思います。

ありがとうございます。

クリームは卵不使用でも米粉を使ってもったりさせることで濃厚に、キャラメリゼの部分はりんごをしっかりと感じることができるように、砂糖や豆乳の配合を工夫しています。

アレルギーをお持ちの方だけではなく、そのご家族やご友人も、みんなに美味しいと感じてもらえるようなスイーツを目標にしました。

タルト・オトンヌ
タルト・オトンヌ

 

グルテンフリーでサクサク感のあるタルトを作るには?

ー普段から植物性の食品を使われることが多いと思いますが、作る過程で大変だったことはありますか?

そうですね。普段は、アレルギー対応よりもヴィーガン系のスイーツなので、卵や乳製品は使いませんが小麦粉は使うんです。

だからやっぱり、小麦粉を使わずにタルト生地を作るのが大変でした。グルテンがないと難しいですね。

米粉だけで作ると固くなってしまいますし、アーモンドプードルを多めにすると扱いづらくて…。水分量の調整も難しかったです。

最終的には アーモンドプードルと米粉の割合を調整して、ちょうどいいサクサク感に仕上がりました。

 

出場者の皆さんがテキパキ作業されていて…さらに緊張!

ーそうだったんですね。決勝審査はいかがでしたか?

すごく緊張しました。人前で作ること自体が初めてだったので。

周りの方々がすごいテキパキされているのもあって、さらに緊張しました。

プレゼンの時は頭が真っ白でした…。

 

ー今年の学生部門も、また一段とレベルが上がったと思います。

あのレベルの高い中で萩原さんも堂々と調理されてて、しかも優勝というのは本当にすごいです。

とんでもないです。ありがとうございます!

「美味しかった」って言っていただけて、すごい嬉しかったです

 

将来は自分のお店を持ちたい。食べることをより楽しんでいただけますように

ー今後の展望を教えてください。

コロナの状況にもよりますが、卒業後は留学も視野に入れています。

そこでお菓子を勉強して、「将来は自分のお店を開けたらな」っていう思いがあります。

 

ー楽しみにしています!

最後に、アレルギーっ子やそのご家族にメッセージをいただけますか?

アレルギーの方向けもそうですし、ヴィーガン向けの食事も少しずつ増えてきていると感じています。

これからもどんどん増えていくと思うので、食べることをより楽しんでいただけたらなと思います。

私も、他のパティシエの皆さんもがんばってくださると思うので、楽しみにしていただけたらなと思います!

 

ーありがとうございました!

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