アレルギーっ子やアトピーっ子にとって都会の生活の環境はなかなか厳しいもの。また、子供を目いっぱい遊ばせたいと思っても、広場やアスレチックスポットなどが近くに無かったり、食事の心配だったり、不特定多数の人が集まる場所に連れて行くことも気が引けたりすることもありますよね。でも、たまには、自然に囲まれた場所でのびのび遊ばせたい…。今回はそんなママ・パパにおすすめの、都会から2時間で行ける「Brown’s Field(ブラウンズフィールド)」をご紹介します!秋のおでかけの参考にしてみて下さいね。
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目次
「Brown’s Field」とは
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入口
マクロビオティック料理研究家の中園デコ氏(以下、デコさん)が代表を務め、無農薬栽培での自給自足や地球に優しい生活の実践を軸に、「Rice Terrace Cafe(ライステラスカフェ、以下同左)」やお宿「慈慈の邸(じじのいえ)」、ワークショップスペースなどを運営している施設。
デコさんが子育てに追われていたころに、体にも地球にも環境にもより良い暮らしをしたいという思いから、当時たまたまご縁のあった”千葉県いすみ市”の現在の地に家族で移住したことから始まったのだそうです。
現在は「Brown’s Field」の暮らし方に興味のある方をスタッフとして一定期間受け入れ、具体的な生活の方法やマインドを伝え、広めていらっしゃるんです。
カフェ「ライステラスカフェ」
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正面
駐車場から畑を左手に敷地内を進むと、いくつかの建物があり、その最奥にこちらのカフェがあります。カフェでは、「Brown’s Field」の畑で収穫された無農薬野菜をできるだけ取り入れた、手づくりのヴィーガン料理をいただくことができるんですよ♡
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座敷席
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ソファー席
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外のテラス席(ペットボトルは別のお客様の持ち込み物です)
ヴィーガンなので、卵・乳・牛・豚・鶏といった動物性のいアレルゲンの心配がないのが嬉しいところ(小麦などの穀類については使用されているので、別途ご確認が必要です)。カフェ内は落ち着いた雰囲気で、時の流れを忘れてしまうほど。都会に疲れた人ならゆったりできること間違いなしです◎
そんな店内で、今回はランチプレートとスイーツ、ドリンクを取材しました。
本日のランチプレートの内容はこちらでした!
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提供:Brown’s Field
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提供:Brown’s Field
あまり目にしたことのないメニューが並んでいて、どんな見た目・お味なのかが気になりすぎる…!
そして、到着したランチプレートがこちら!
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大人用
ちなみに、お子様用のランチプレートの用意もあるんです♪(今回は撮影用として特別にご用意いただきました!)
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お子様用
しかも、なんと!量とおかずの数、お米の盛り付け方が違う(※)以外は内容が一緒なので、ご家族や一緒に来たお友達と一緒のメニューを楽しめちゃうんですよ◎(※おかずは1品少なく、ご飯はおにぎりにしてあります。)
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キッシュのアップ
今回いただいたおかずの中でも印象的だったのは「キッシュ」。卵を使っていないのにふんわりしていて、一度はヴィーガンであることをすっかり忘れて夢中で食べていたほどです。
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ビスケット
スイーツには「南瓜とレーズンの塩糀ソフトビスケット」をいただきました。
ビスケットというと固いイメージがありますが、こちらのソフトビスケットはとってもしっとりしていて、小さなお子さまでもしっかりフォークを入れながら食べていただけるものなんです♪
生地の味わいとレーズンの自然な甘さがベストマッチ。パクパクと食べてしまいました!
※食事、スイーツメニューは時期や食材の状況により変更となります。最新のメニューはInstagaramやお問合せでご確認くださいませ。
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三番番茶と。
また、ビスケットのお供には、ほっこりする温かいドリンクをあわせるのが良き◎なかでも「三年番茶」がおすすめ。「三年番茶」とは、3年間かけて有機栽培された茶葉を焙煎・熟成させた番茶で、カフェインやタンニンなどを含んでいないお茶なのだとか。一口飲むと、湯気と共に優しい香りが鼻を抜け、嗚呼、、、食後のほっこりがココに完成してしまいました…。
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ドリンクメニュー
お茶以外にもこだわりのコーヒーやジュースもあるので、お食事やスイーツと共に注文してみて下さいね。
食後は建物の中・外を巡ってみて!
■こちらのお家の外には、ヤギのお家もあるんです。のんびりと暮らしている姿や人懐っこい様子には癒され度MAXです♡
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奥にピアノがあります
■建物の中にはさまざまな楽器があるので、食事が届くのを待っている間に遊んでみるのもいいかも。
お宿「慈慈の邸」も見学させていただきました!
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引用:https://brownsfield-jp.com/portfolio
「Brown’s Field」の敷地内には、1日3組限定で泊まれる宿泊施設「慈慈の邸」があるんです。
建物は「ライステラスカフェ」からゆったり歩いて10分ほどのところにある、立派で大きな古民家!(都会のこじんまりとしたお家で生まれ育ったので、「ああああ!映画とかドラマで見る『ザ・一軒家』だああ!!」と思いました。)
内部やお風呂の小屋(母屋のお庭にあります)は、デコさんのプロデュースで、温かみもあるモダンな雰囲気にリノベーションされていてとっても素敵♡
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団らんスペース
玄関を入ってすぐのところにある団らんスペースやキッチン、本格的な”かまど”を利用しながら、親睦を深めたり、少人数のワークショップを開いたりもできるんですよ。(別の建物ですが、団体のワークショップをすることもできます。)
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かまど
特に本格的な”かまど”は、こだわりポイントの一つだそう。というのは、ガスではなく巻きで火をつけて使う伝統的なタイプを採用しているんです。これに健康面や環境面だけでなく、生活の力も育む目的として取り入れている背景もあるそう。デコさんからは「お米が炊けて、お味噌さえ作れれば何とか生きられる。ここで昔ながらのお米の炊き方を体験しておけば、自信や安心感にもつながるし、いつかピンチの時に助けになるから宿泊の時にみなさんで是非チャレンジしてみて欲しい」とお伺いしました。
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※写真は一例です
お部屋は、もともとのお家の雰囲気を残しつつ、雰囲気をモダンにアップデート。なかでも、ベッドのあるお部屋は「かわいい!」の一言♡寝てみたい~
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お風呂の小屋の入口
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お風呂場
続いて、お庭にあるお風呂の小屋に。入口の扉から木のぬくもりを、中に入ると、またふわっと、木の安らぐ香りを感じられるんです。こちらで使用されている木は青森産のヒバの木(ヒノキ科)。この大きさのお風呂を3組で貸切できちゃうなんて、贅沢すぎます…!!
こちらの建物以外にも宿泊できるお家があり、そこもまたスペシャルなコンセプトになっているんです♡
デコさんのご案内で向かったのはこちらの扉がある建物。扉を開くと…
なんと「ギャラリースペース」があるんです!!!こちらは「JiJi蔵ギャラリー」という施設です。作家さんがこちらで展示・販売をしつつ、泊まることもできちゃうというプレミアムofプレミアムな空間。
開催される催しについては公式ホームページで確認できますよ!
予想以上のワンダフルスポットだった
いかがでしたか?今回は千葉県いすみ市にある「Brown’s Field」でした。自然いっぱいで体にも環境にも優しいカフェや、丁寧な暮らしを体験できるお宿をご紹介しましたが、実はこちらの施設にはさまざまなコンテンツがあるんです…!「Brown’s Filed」の雰囲気が気になった、もっと知りたい!というかたは是非、ホームページをのぞいてみて下さいね。
また、「Brown’s Field」の考え方や、実際に過ごしたスタッフさんの声が載っている本「ブラウンズフィールドの丸いテーブル(中島デコ氏著)」には、もっと詳しく書いてあるので、こちらも是非調べてみてくださいね。
施設情報
住所 | 〒299-4504千葉県いすみ市岬町桑田1501-1(Google MAP) |
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連絡先 | TEL: 0470-87-4501 |
開催イベント | こちらをチェック |
本販売中 | 販売サイトはらこち |
「Brown’s Filed」公式ホームページ
「Brown’s Filed」公式Instagaram
「Rice terrace cafe」公式ホームページ
「慈慈の邸」公式ホームページ
※別途、コテージもあります。
ご案内事項
・自然に囲まれた施設のため、草木のアレルギー、虫のアレルギーをお持ちの方はご注意くださいませ。
・カフェではエコな運営を実践しているため、マイカップの持参がOKです。
・カフェ内は自然の風を通しているため、室内温度は外気温に準ずるところがあります。気温に合わせた服装や持ち物をご準備ください。
・ヴィーガンやマクロビオティック=アレルギー配慮のお店 というわけではありません。
アレルギーがある側が選択できる可能性がある店であり、ヴィーガンやマクロビオティックは動物性のものをとらない・地球への配慮・健康といったのを本来の目的としております(詳しくは違いますが、簡単にいうとという面でご了承ください)。
お店に必要以上のアレルギー配慮を求めるのはやめましょう。あくまで選択の責任はアレルギー当事者側にあるとCATは考えます。
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ライター&フォトグラファー&アレルギー情報を発信している人。1992年生まれ。猫アレルギー(クラス6)なのに、実家で猫を飼っているクレイジーマン。ツレもアレルギーっ子だが、タイプが違う。
新卒の頃から都内のホテルスタジオにてフォトグラファーの下積みをしていたが、上層部から遠回しに「(アトピーの)見た目が悪い。隠せ。」と言われたり、お客様のお子様から「お姉さんはなんで胸のところがブツブツなの?」と聞かれたり…。ストレスでアレルギー&アトピー症状がブースト→2年10か月で夢やぶれ、転職。企業で広報活動などを担当しつつ、インハウスカメラマンとして微妙に活動。コロナが流行りかけの頃に「やっぱりカメラをちゃんと仕事にしたい」と思い、再び転職。旅行系webメディアに勤めつつ、培ったライティング・取材力をアレルギーに悩む多くの方々のために使いたいと思い「CAT」ライターを志願、現在に至る。SNSでも発信中(Instagaram:@redvegpes)。あ、中重度のアトピーでしたが、「デュピクセント」という高額注射に出会い超軽度になりました。詳しく知りたい方はInstagaramのDMまでご連絡ください。