鳥取発!「星空舞(ほしぞらまい)」を使った米粉ショートパスタ親子料理教室参加レポ!

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はじめまして!2021年からキッズライターをやっているかえでといいます。
麦類のアレルギーがあります!
2024年2月20日(火)に開催された、鳥取県産「星空舞」米粉でショートパスタ親子料理教室に参加してきました!

目次

2月20日はアレルギーの日!?


石坂公成先生がアレルギーの原因物質であるlgE抗体を発見され、その成果を1966年2月20日にアメリカのアレルギー学会で発表されたことから、日本アレルギー協会が2月20日を「アレルギーの日」と制定されたそうです。
私たちが病院で血液検査をしてもらって、アレルギー物質や原因が特定できているのも、この先生のおかげなんだなと思いました。

アレルギーの日やアレルギー週間(2月17日~23日)があるなんて、初めて知りました!
日本ではアレルギー患者が増えているというデータもあるので、アレルギーのない方にもアレルギーについて知ってもらえるきっかけになると嬉しいです。

鳥取県産のブランド米「星空舞」とは?

炊いたご飯が艶ッと輝くお米、もちもちで弾力があり(食感がしっかりあり)、甘味が強く、冷めても固くなりにくく、食感が変わらないのが特徴星空舞で作った麺やおにぎりも人気のお米です。

麺や米粉もお土産にいただきました!

料理教室レポート!

東京新橋にある「とっとり・おかやま新橋館」で開催された米粉ショートパスタ親子料理教室

2月20日アレルギーの日に、鳥取県産「星空舞」米粉でショートパスタ親子料理教室に参加してきました!
コロナやインフルエンザ流行の影響で学校での調理実習も少なくなっていたので、とっても楽しみにしていました。
私は物心ついた時には既に小麦アレルギーだったので、パスタはいつも米粉やトウモロコシで作られたものを食べていますが、家で母と一緒に作るのはニョッキが多いので、今回はどんなパスタかな?どんな食感かな?どんな味かな?とワクワクでした。

アレルギー配慮にびっくり!!!


今回はアレルギーがある親子対象の料理教室でしたが、なんと!コンタミの心配がないように道具など料理器具を全て新品で揃えてくださったそうです。
アレルギーがあると調理器具のコンタミや洗い残し、アレルゲンが付着した可能性のある食器洗いスポンジの使用など、普段は自分で気を付けないといけないポイントですが、今回は新品で揃えたよって教えてくださったので、そんな心配は全くなく、安心して参加することができました。
アレルギーがないとなかなか気付かないようなところにも気遣ってくださっていて、とっても嬉しかったです。
また、材料も予め全て計量してくださっていたので、
失敗したり難しいこともなく、パスタ作りやシェフのデモンストレーションを楽しめました。

シェフのデモンストレーション!


パスタソース作りはシェフのデモンストレーションでした。


ニンニクを焦げないように炒めながらオイルに香りを移していく過程は、特にとってもいい香りがして完成が楽しみでした。

また、説明の中で米粉を使うメリットやアドバイスも教えていただきました!

①揚げ物をする時は小麦粉の代わりに米粉を使うとサックリ揚がる
(米粉は小麦粉に比べて油の吸収が少ないため)

②スープやカレーなどとろみをつけたい時に米粉を入れると良い

③米粉の簡単な使い方としては、冷蔵庫の残り野菜などに混ぜて
お好み焼きやチヂミにするのがオススメ!モチモチして美味しい

私は小麦アレルギーなので、普段米粉を使っていますが、こうやって色んな使い方やオススメポイントをアレルギーのない方たちにももっと知ってもらいたいなと思いました。

いよいろパスタ作り!


シェフのデモンストレーションを見て教えてもらって通りに、自分でも挑戦!

ボウルに入っている米粉に水と油をよく混ぜたものを加えて材料がしっかり混ざるようにひとまとまりになるまで捏ねる

最初はベタベタした部分や粉っぽい部分があり水少ないかな?という感じもありましたが、体重をかけてしっかり捏ねているとだんだんまとまって生地になりました。
でも、思った以上に力が必要で腕がしんどかったです。

生地ができたら乾燥しないようにラップに包んで少し寝かせてしっかり吸水タイム!
その間にシェフにパスタ成形を教えてもらいました。

シェフは簡単そうにやっていたので難しそうなイメージはなかったのに、やってみると1つ1つを同じくらいの生地量にすることや同じ分厚さ、同じ形に成形するのがとっても難しかったです。

コロコロと棒状に伸ばして、パスタのサイズにカットして、1つずつ丸めて、手のひらにのせて親指でくぼみをつける

1つ1つは簡単な作業なのに、数も多くて早くしないと米粉は乾燥しやすいのでちょっと大変でした。

「オレキエッテ」
イタリア語で「小さな耳(たぶ)」という意味の円盤型のショートパスタ。
小麦で作られたオレキエッテももちもち食感で真ん中をくぼませることでソースが絡みやすくなる!
とシェフが教えてくださいました

小麦アレルギーがあると外食でこんなオシャレなショートパスタを食べることがないので、
作るのも楽しかったし、初めて食べるパスタの形だったので教えてもらえて嬉しかったです

成形ができたら茹でる作業

米粉やトウモロコシの麺は、普段長めに茹でるものが多いのであっという間に茹で上がってびっくりでした!

茹で上がったものから浮いてくるのが白玉団子みたいだなと思っていました。

最後にシェフが作ってくださったパスタソースと絡めて完成!

捏ねるのも成形するのも、実際にやってみると乾燥との闘いだったり、意外と力仕事だったり
大変に感じることもあったけどとっても楽しく作れました!

ちゃんとパスタのくぼみにソースが絡んでる!
米粉パスタが主張しすぎることもなく、ソースとの味のバランスも良くて、家庭料理との違いを感じました!
しかも牛肉100%なのにしつこい感じもなく、とっても美味しかったです。

自分で作ったパスタを食べてみて、ちょっとした成形の違いで食感が全然違うことに気付きました。
分厚いめのものはもちもち食感が強く、お餅を食べているような感じでしたが、薄めに成形できたものは適度なもっちりさと歯切れの良さで食べやすかったです。
色んな食感が楽しめるのも楽しいけど、全部を同じ食感に仕上げるのは大変な作業だなと感じました。それができるのがきっとプロなんですね!

最後に山名シェフにインタビュー!

背の高いシェフですが、私と同じ目線になって話をしてくださいました。
そんな優しさも嬉しかったです

Q.今回のパスタを作る時に工夫されたことはありますか?

米粉のもちもちさを活かしたいと思ってこのパスタを作りましたが、このもちもちさは米粉でしか出せないのが魅力だと思います。
また、噛めば噛むほど旨味が出てくるものをイメージした時に、一番合うものが鳥取和牛の旨味を活かしたラグーソースでした。

鳥取県出身のシェフから見て、鳥取県のアピールポイントは何ですか?

食の都であること!
今回の食材もそうですが、お米や野菜などの農作物、日本海で採れるカニなどの海産物、そういった美味しい食材がたくさんあります。

普段、レストランでパスタを食べられることがほとんどないので、今回こういう機会を作ってくださって嬉しかったです。
スタッフの皆さんも優しくて、作っている時もコツを教えてくださったり、作業しやすいようにゴミを集めたり、道具を順番に片付けてくださったり、至れり尽くせりで、失敗することなく楽しく参加することができました。
家でも作ってみようと思います。ありがとうございました。

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「とっとり・おかやま新橋館」

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