【裏ワザ】アレルゲンを上手に「絞り込む」ネット検索の方法とは

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アレルギーは人それぞれ。わが子や自分、パートナーの体質に合うアレルギー対応食品やレシピを探そうとした時、SNSやネットに情報が沢山あふれている分、その中から当てはまる情報を探しだすのは毎回苦労しますよね…!でも、この方法を知っていれば、皆さんの検索ももっとラクになるはず!

今回は、皆さんに是非活用していただきたい「インターネットでの検索テクニック」をご紹介します♪(今回はgoogle chromeでの方法となります。また、権利の関係で検索結果画面の一部加工を施しております。)

こんにちは!
アレルギーっ子歴29年、ライター&カメラマンのれっどです。東京・足立区生まれ&足立区育ちの江戸っ子。現在は隣接する埼玉県川口市で、同じくアレルギーっ子歴29年の同居人と住んでいます。
私は、牛・豚・乳製品・小麦(少々)・豆乳・スイカ・メロン・マンゴー・いちじく・キウイなど、多岐に渡る食物アレルギーを持っています。(他にもダニやハウスダスト、花粉、動物系のアレルギーもあります。)これらすべてを使用していないメニューを提供しているお店やレシピ、通販商品を探すのが毎回とても大変だと思っていました。
そんなとき、PCに強い同居人に聞いた『サクッと検索を絞り込める検索方法』を、この記事ではご紹介しています◎

目次

特定のアレルゲンを除いて検索する「マイナス検索」

たとえば「ケーキ」を検索したい時、私は基本的に植物性のものしか食べられないことからまず「ヴィーガン ケーキ」(または「プラントベース ケーキ」)と検索をします。
ですが、ヴィーガンの食べ物には高い確率で「豆乳」が使用されており、特にケーキのホイップ部分には大抵の場合「豆乳クリーム」が使われているので、この探し方では食べられるものに辿りつけない…。
とはいえ、乳製品や豆乳以外のどの材料でクリームを作れるのか、という知識もないから、検索ワードに入れられないのです。

そんな時に使いたいのは「マイナス」検索!方法はカンタン♪検索窓で、検索したくないワードの前に「ー(マイナス)」をつけるだけなんです!

なので、今回の例の場合は「ケーキ ー豆乳」と検索すると、豆乳というワードが載っていないページのみが検索されます!
※ただし、「豆乳不使用」というワードも一緒に除外されてしまうのでご注意ください。

ピンポイントなワードで集中絞り込み「フレーズ検索」

検索するときって、いくつかのワードを組み合わせて絞り込んでいくのが一般的なやり方。ですが、例えば『卵・乳製品・豆乳不使用 ケーキ』というようなワードを掲載しているページを検索したい時、SNSでは「#ハッシュタグ」を使えば検索しやすいけれど、インターネット検索だとそうは行かず「卵 乳製品 豆乳 不使用 ケーキ」など、分けて入力したりしなくてはならず…。結果、使用されてしまっているものも混ざってしまって、ページを開けてみたらガッカリ…なんてこともありますよね。

そんなガッカリになりにくく、SNSのハッシュタグのように検索をかけられる方法が「フレーズ検索」!こちらも方法はカンタン。検索したいワードの前後に『半角の二重引用符(“)をつける』だけなんです♪
この方法で今回の例『“卵・乳製品・豆乳不使用“ケーキ』を検索してみると出てきた結果がこちら↓

見事にしっかり絞り込まれました!

2つのうち、どちらかが知りたい時。絞り込み過ぎない「OR検索」

例えばアレルギー対応のクレープのレシピについて検索したい時、「米粉のレシピも知りたいし、そば粉で作ったときのレシピも一応知りたい」「どちらかだけではなく、米粉もそば粉も使っているレシピが知りたい」というような、2つの情報を両方含めたい時。

そんな時使いたいのが「OR(おあ)検索」。今回のケースだと「米粉 OR そば粉 クレープ」と検索する形です!
この方法で検索すると、「米粉」または「そば粉」どちらかのワードを含んだページのみに絞り込むことができちゃうんです◎

ちなみに、“おあ“は小文字はNG。必ず「OR」と、大文字で入力してくださいね。※検索できないことはないですが、結果に少しブレが出ます。

あの名前が思い出せない…時に使える「ワイルドカード検索」

例えば「小麦を使っていないアレルギー対応のお醤油で…たしか豆を使っていたような…な商品があったはずなんだけど…何だっけ?(答えは「えんどう豆の醤油」とします)」となってしまった時。「小麦不使用 醤油 市販」「グルテンフリー 醤油 市販」などで検索することもできますが、せっかく『なにかしらの豆で作られている』という記憶があるので、それを検索に活かしたい所…。

そこで使いたいのが「ワイルドカード検索」。やり方は、検索したいワードのわからない部分を『(半角のアスタリスク)にする』です。
今回の例の場合、「*豆の醤油」と検索すると、検索結果に「えんどう豆の醤油」が出てきました。

特定の形式の資料を調べたい時に使える「ファイルタイプ検索」

最後にご紹介するのは、特定の形式の資料が手に入るページだけに絞る方法。例えばアレルギー関連の資料を検索している時に「WEBページではなくてPDFにしてある資料が欲しいんだけどなぁ」と思うことってありませんか?

そんな時に使いたい検索方法が「ファイルタイプ検索」。少し高等テクニックでは有るのですが、まず検索窓に「filetype:」入力して、「:(コロン)」の後に、絞り込みたいファイル形式(今回の例で言えばPDF)を入力します。その後に続けて、検索したいワードを入力すると、検索ワードに関連するPDFが手に入るページのみが絞り込まれます!

この方法で、例えば、「小学校にアレルギー対応してもらうための資料のPDF版」を調べてみると…

いろいろな提出書類のフォーマットやそれに関連する説明資料をPDFで掲載しているページのみが表示されるようになりました!

TIPSまとめ

  • 検索したくないワードに「ー」をつける『マイナス検索』
  • ピンポイントに調べたいワードに「””」をつける『フレーズ検索』
  • 2つの情報、どちらも検索できる『OR検索』
  • ワードの中のわからない部分を「*」にする『ワイルドカード検索』
  • 特定のファイル形式を掲載しているページのみに絞り込む『ファイルタイプ検索』

いかがでしたか?

今回は、皆さんに是非活用していただきたい「インターネットでの検索テクニック」をご紹介しました♪これらの方法をうまく利用していけば、皆さんの検索時間や苦労も少し解消できるかも…?是非試してみてくださいね!