【開催しました】29大アレルゲン不使用「マイチーズ」座談会。あの裏側も合わせて公開しちゃいます☆

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提供:Happy Eco Life Kitchen / my cheese

一度は夢見たことがあるでしょう。

“チーズ”という食べ物が食べられたらいいな…

できれば、ピザのCMで見かけるような『のびいいいいい~~~~~~』『とろ~~~~~~~~~~』というチーズが食べてみたいな、と。

PIXTA

最近は乳を使っていないチーズ(豆乳チーズやシュレッドなど)も店頭に並んでいるけれど、のびるものは少ないし、そもそも大豆が食べれないという問題もあったりするし、

“のびる”チーズとして、お米から作ったチーズもあるけれど、正直「中途半端なチーズの風味(特にキツめの香料)をつけた”お餅”じゃん。」と思った方も多いのでは。

今回は、そんな「お米のチーズ」にまつわるイベント開催までのお話をさせていただきます。ここで一旦私の紹介を入れさせていただきたいので、すみません、、、話の途中で失礼いたします。ぺっ (゚д゚)/

アレルギーっ子歴29年(今年の10月で30年目突入!)、ライター&カメラマンのれっどです。東京・足立区生まれ&足立区育ちの江戸っ子。現在は隣接する埼玉県川口市で、同じくアレルギーっ子歴29年の同居人と住んでいます。私には、牛・豚・乳製品・小麦(少々)・豆乳・スイカ・メロン・マンゴー・いちじく・キウイなど、多岐に渡る食物アレルギーがあります。(他にもダニやハウスダスト、花粉、動物系のアレルギーもあります。)
ヴィーガン・ベジタリアン食調理アドバイザー、環境アレルギーアドバイザーなどいくつかの資格取得済。現在、バイクの中型免許取得のため教習所通い中。

さて話を戻します。。

大人は少し予想と違った食べ物だったとしても、妥協して食べてしまえるけれど、子どもたちは味覚が敏感でまだいろいろと味を学んでいるところ。大人と同じようにはいきません。

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アレルギーっ子(以下、アレっ子)のために!と買ってみたアレルゲンの入っていない食品を食卓に出してみたら、一口で「美味しくない」「もういらない」と言われたり、態度に出されてしまったりして「どうしよう…(頑張って見つけて買ってきたのに…)」とショックを感じてしまう親御様は多いでしょう。

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『子どもも大人も納得する、本当に美味しい植物性チーズはこの世にはないのか。』

『いろんなバックグラウンドがある人々が、同じチーズを笑顔で囲める世界線は存在しないのか。』

永らくヴィーガンとして生活を続けてきた大阪在住のえりこさんも、このようなモヤっとした気持ちを抱えてきたのだそうです。

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そんな中、お米のフードロス問題にも関心があったえりこさんは

「お米を使ってもっと美味しくて、使いやすくて、納得できる”のび”を実現したチーズを、自分たちの手で作れないか」と思い立ち、ヴィーガンやアレルギーの悩みを持つ仲間たちと共に開発。

昨年、ついに理想とアイデアを詰め込んだ“夢のチーズ=「my cheese(マイチーズ、以下同左)」”を完成させたのでした。

公式ホームページより

完成したばかりの「マイチーズ」を引っ提げ、より世の中に広め多くの方の力になりたいという思いで農林水産省にも活動企画を応募。厳しい審査の中から「令和4年度農林水産省推進事業」の一つとして採択されることになりました。

このおかげで、限られた予算ではあるものの、東京と大阪で試食会を開く目標が現実のものとなったのでした。

特に東京での試食会ができることが決まり、まず食べてみて欲しいと思ったのが、食物アレルギーを持っている子どもたち。

『乳でできたチーズはもちろん、大豆(豆乳)が原料のチーズも食べられない、または好みではない子供たちに食べていただくことで、より改善できるポイントが見つかるのではないか…』

『そして、その親御様にアレっ子を育てるにあたって感じている日々の悩みなどを伺うことで、もっと食卓に取り入れやすい形を模索できるのではないか…

と思ったとのこと。

そんな時にふと思い出したのが、この記事を執筆している私、れっどさんのことだったそうです。(本当にありがたいことです。)

れっどさんがこのCATに所属していることも当初はご存じではなく、本当に奇跡が重なって実現したのが、先日(昨年)行ったCAT主催の「マイチーズ試食会」だったのです!

管理猫さまのご協力もあり、忌憚なきご意見を出してくださる精鋭アレっ子たち(小学生が中心)とその親御様が参加してくださいました。(場所や参加条件の関係でご参加を見送られました方、この場を借りて御詫び申し上げます。。。都内でアレルゲン対応できるちょうどいい会場が欲しいなぁ…(心中の独り言))

試食会当日!「マイチーズ」調理の様子

注)うしろに写っているのは、当日参加者の皆さんにお配りした、アレルゲンフリーのマフィン

マイチーズは冷たくなっても固まらない不思議なチーズ。原材料についてはまだ発売前(開発中)ということもあり、全ては公開していないものの

    29大アレルゲンを使用しておらず
    お米を主原料とし
    チーズの風味は「ニュートリショナルイースト」から主に出している

ということは教えていただきました。

※ニュートリショナルイーストとは…ビタミン豊富な酵母で、チーズのような風味がある粉状の食品。何かしらの理由で動物性食品を摂らない・摂れない方は、動物性の食材にしか基本的に含まれていないビタミンが不足し健康維持に支障をきたすことがあるため、ニュートリショナルイーストやサプリメントで補うことがあります。


また、今回はピザ生地にもこだわっていただき、記事の原材料も豆乳不使用で作っていただきました。

→ピザ生地の原材料

    イースト
    オリーブオイル
    アガベシロップ
    サイリウムハスク(オオバコを原料とする食材)

かなりシンプルかつ29大アレルゲンが含まれていない内容でした。
※コンタミネーションはあります(同じラインでピーナッツ・アーモンドを含む商品を製造しています。)

※サイリウムはアレルゲンのひとつですが、今回の参加者の中には該当者はおりませんでした(ちなみにれっどさんはサイリウムアレルギー持ちですが、命に関わるレベルではありません。)

予め地元・大阪で夜通しかけて準備してきてくださったピザ生地と「マイチーズ」。これをフライパンで温めながらオーガニックのトマトソース(29大アレルゲン不使用)を塗り、良い塩梅に焼けてきた生地に「とろ~~~~~~~~~~~~~~」っとたらし入れるのはマイチーズ。

れっどさんも実は実物を見たのは、この日が初めて。(画面越しには見ていました。)

温めたらよりとろっと、冷めてもとろとろ感が維持され、固くなることがないマイチーズの様子に驚きました!

後から後悔したのですが、この様子をご参加の皆さんに見学していただけばよかったなぁと思いました…。きっと、他のチーズとは全く違う衝撃的な光景に驚いたに違いないです…。

いざ、試食!

ピザが焼き上がり、机に並べると子どもたちはみな興味津々。なかには「早く食べたい!」とうずうずしている子も。

…でも、どこか戸惑いの気持ちもあったのか、慎重な面持ちで食べている姿も見受けられました。

子どもたちに食べてみた感想を聞いてみると、いろんなコメントが出てきました。

  • うん、うまい。※ジャッジしながら食べている。
  • とろけている、、、むしろ、とろけすぎな気もする。(口の中でねちゃっとするのが気になる。)
  • グラタンになっていたら、すごく美味しいと思う!
  • ※とろけるチーズは通常、口の中でねちゃっとするものですが、それを食べたことがないアレっ子にとってはもしかして初の食感だったのかもしれません。

  • 他の、乳ではない(動物性の入っていない植物性のチーズ)よりぜんぜん美味しい。
  • ※当日は比較のために、乳・豆乳不使用の植物性チーズもお出ししておりました。

    ※親御様からは「とろとろ感が持続することで具によく絡むのもいいところ。フォンデュにして食べてみたいね」という声も出ていました。

    子どもたちからは基本的に「美味しい」判定をいただけ、それは親や大人への忖度ではなく、ひとくち・ひと切れ食べたあとに『もうちょっと食べてみよう…』と手を伸ばしてくれていました。

    後ほどマイチーズチームから「感想を聞くまでドキドキしていたけれど、本当に受け入れてもらえたと実感できてうれしかった、ひと安心できた」と伺いました。

    また親御様方からも、子どもたちがほかのチーズよりは前のめりに食べている姿もあり、好評のお言葉が。一方で、調理のしやすさについてのご意見(小分けパウチがあったらうれしい、など)もありました。

    親御様からリアルなアレっ子家庭事情もお伺い座談会

    マイチーズの制作チームはアレっ子も所属しているものの、基本的にはヴィーガンの活動をしてきたメンバーが中心のため、アレっ子がいる家庭の悩みや日々気を付けていること等、アレっ子ならではの生活ポイントについてはまだまだたくさん勉強させていただかなければならない状態

    今回のイベントには「食物アレルギー体験レポーター」岡夫婦のパパさんにもご参加いただきました☆


    そのため、親御様とえりこさん、管理猫さんで座談会が行われました。

    動画を見ている子供たち


    (子供たちは一緒に座談会を聞いていたり、本を読んだり、近くで動画サイトを見たり、キッズルームで遊んでいたりと、思い思いに過ごしていました。)

    様々なアレっ子家庭「あるある」話が飛び出しましたが、アレっ子ファミリーにとっては耳にタコができるほど聞いてきたことや体験が多くありましたので、ここでは一部のみ紹介させていただきます。

      ▷「食べられそうな食べ物」購入は博打

    スーパーやネットで原材料表記と格闘した結果『これならうちの子でも食べられる!』と発見した食品。「食べないかも…」の不安を頭の片隅に持ちつつ、割と大袋(そのサイズでしか買えない)植物性チーズを購入してみる。食卓に出してみるとやっぱり食べない!→開けちゃった大袋は大人が頑張って食べる…のループが発生しがち。正直、嫌気が…。小袋にしてくれていたらいいのに…。

      ▷大豆(豆乳)を使っている商品が多すぎ問題

    “アレルギー対応”として出ている商品はだいたい「3大」(卵・乳・小麦)または「2大」(卵・乳)中心。大豆アレルギーは食せないので、アレルギー対応だけでは探せないし、シンプルに悲しい。

      ▷ちゃんとパッケージに書いておいてくれたらいいのに!

    乳・卵・小麦・大豆を使っていない商品だから本当は食べられる商品なのに、裏の原材料表記をよく読んで初めて知るものも少なくない。こういうものこそパッケージに書いておいてくれ!

      ▷買い出しのたびに「アレルギー対応食品ホッピング」

    一つのスーパーに食べられる食品が全部揃っていないから、いくつもお店(スーパー)を回るハメになる。

      ▷一つの商品を購入するための送料…ぶっちゃけ気になる

    他にも買いたい商品があればまだよいけれど、「たった一つの商品だけが食べてみたいのに…」という時には、数百円~千円以上の送料を払うのは気が失せる…。ぶっちゃけ送料分、他のものを買いたい…。

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    共感できるものはありましたでしょうか…私は全部共感しかないです…。

    試食会のその後。

    試食会ののち、マイチーズはいただいたご意見を踏まえ、さらなる改良やどのように食卓に届けるかを試行錯誤している状況とのこと。

    そのなかで、こんな言葉も紡ぎだしたそう。

    『ONE TABLE』

    みんなで同じ食卓を囲える

    幸せな食の時間を共有できる

    まだまだ発展途上の「my cheese(マイチーズ)」ですが、皆さんがご購入できるところまで漕ぎつければ、多くのアレっ子の希望にきっとなれるはず。

    今後も試食の機会は出てくると思うので、ぜひ「my cheese」のInstagramやホームページ(最近公式ページがOPENしたそうです!)を見てみて下さいね~。

    関連情報

    公式Instagram

    公式ホームページ

    ※すべてのアレルギーへの対応が可能というわけではありません。
    CATのサイトでは、アレルギーがある側が選択できる可能性があるお店・商品を紹介しています。
    お店や開発元に必要以上のアレルギー配慮を求めるのはやめましょう。あくまで選択の責任はアレルギー当事者側にあるとCATは考えます。