もうちょっと寒い時期を超えたら、あたたかい春。春になったら子どもたちと一緒に行きたいお出かけの定番…それは「ピクニック」!お弁当を作って、公園や原っぱで体をいっぱい動かして遊ぶのは楽しいですよね。そんな週末のお弁当にぴったりなおかず選びには冷凍食品も大活躍◎今回はアレルギーっ子のお弁当にも取り入れやすい「植物性で小麦も入っていないナゲット」をご紹介します。
ヴィーガン・ベジタリアン食調理アドバイザー、環境アレルギーアドバイザーなどいくつかの資格取得済。現在、バイクの中型免許取得のため教習所通い中。
目次
お弁当のおかずの悩み。少しはラクしたい…!
お弁当のおかずといえば手作りが一番ですが、イベントの日や忙しい日の朝はパッと調理できる冷凍食品は(添加物の心配はあるものの)頼れるときは頼りたいもの。だけど、アレルギーっ子のいる家庭にとって、特に三大アレルゲン(卵、乳、小麦)が原材料に使われやすい一般の冷凍食品はなかなかハードルが高い。また、ヴィーガン食品を探しても「小麦」が入っていることもあるから、これもネック…。
そんな悩みが尽きない中、発売されたのが、動物性も小麦も使っていないナゲット=エバーチキンナゲットなんです。
エバーチキンナゲットとは…
エバーチキンナゲットとは、プラントベースでギルトフリーな“ヘルシージャンクフード”のスローガンを掲げているブランド「2foods(トゥーフーズ)」
が作った、まるでハンバーガーショップで食べられるような見た目のナゲット!
お肉の部分はソイミート(大豆たんぱく)でできており、衣の部分には小麦粉のかわりにコーンフレークを使用。まるで鶏肉のような弾力と、カリッとサクサクした食感を実現した新しい食べ物なんですよ♡
※アレルゲン→大豆、りんご
実は年末にこの未来的な商品を抽選でいただけたので、春先のおでかけに先駆け、我が家でエバーチキンナゲットを調理してお弁当に詰め、ピクニックに行くことにしました〜。
(撮影 2022年12月3日)
調理風景
冷凍庫で保管していたエバーチキンナゲット。結構たくさん入っていた(一袋500g)ので、120㍑冷蔵庫の冷凍室の4/1が埋まりました。
袋の裏側に原材料と調理方法が書いてあったので、この通りに調理していきます。
※上記動画に音声はありません。
袋を開けて中身を取り出してみると、形がまさに「あの店のナゲット」でした。◯ク◯のナゲットがもともと大好きな私はこの時点でだいぶテンションが上がりました!これは早くも期待大…。
焼いてみると。。。
今回はグリルを使って焼いてみました。(先にレンジで温めておくと良いと書いてあったので、これを行ってからグリルに並べています。)
※上記動画に音声はありません。
途中、焼き具合の確認のため、グリルを引き出してみると…
焼きとうもろこしのような、あの香ばしい香りがふわっと♡してくるじゃありませんか☆
そっか!小麦粉の衣じゃなくて、コーンだもんね!と改めてグルテンフリーを感じられました。
焼きながらほかのおかずも作り、できた順にお弁当箱にツメツメ…1時間ほどで完成!
完成した頃に同居中のアレっ子男子が起床したので、早速お家を出発しました〜。
おでかけへGO!
限りなく東京都に近い埼玉県から高速道路で2時間弱。訪れたのは飯能市にあるメッツアビレッジです。
こちらにはムーミンバレーパークもあり、北欧の国のような雰囲気と自然がふんわりと融合し、時間の流れが驚くほどゆっくり感じるスポットなんです(個人差はあります)。
湖を中心に、商業施設やレストラン・カフェ・雑貨店が立ち並び、原っぱのあるゾーンではお子様連れのみなさんがシートを引いて遊んでいたり、ワンちゃんのお散歩を楽しんでいる方で賑わっていました。
ちょうどベンチが空いていたので、今日はここで食事をとることに。(ちなみにメッツアビレッジのレストランは北欧テイストのものが中心のため、アレルゲンの入っていないメニューを探すのは大変そうに感じました。)
お弁当の内容は…
・エバーチキンナゲット
・マーマーレードを塗ったパン
・ブロッコリー炒め
・ほうれんそう炒め
・所沢の無農薬プチトマト
・マスタード、ケチャップ、マヨドレ(卵不使用のマヨネーズ)添え
でした。
実食!!
まずは「エバーチキンナゲット」から。
第一印象は「チキンのナゲットみたいかも」。
多くのソイミート商品は大豆の風味が残っていると感じやすいもの。でもこのナゲットでは。大豆感はまず感じられませんでした。
でも、チキンの味はしないので、ナゲットの歯ごたえがある新しい食べ物だなぁ(個人的所感です)という印象でした。
一方で衣の方はサックサク!
小麦だと冷めたら”ペッタリ食感”になりやすい(冷凍食品だと特に…)ですが、コーンだからカリカリ感がとても残っていて美味しさがより維持されていました。
アレっ子男子にも感想を聞くと、
・歯ごたえはあるけれど、身の切れ方が鶏とはちょっと違うのがどうしてもわかっちゃうから、チキンではないなぁとは感じた。
・衣が小麦粉ではないことには気が付かなかったし、どんな材料できているかもわからなかった。
私たちの評価
大豆の風味が無かったことや衣のカリカリ食感が心地よかったこと、冷めても美味しかったことがプラス評価でしたが、味がたんぱくだったこと、身の食感が弾力以外は「チキンじゃない感」が否めなかったのでマイナス評価となりました。
とはいえ、お弁当には使いやすく、いままでの植物性商品にくらべたら、クオリティは格段に上がっていると思いましたので、工夫次第でより美味しくいただけるかと思います。
せっかくなので、メッツアビレッジとムーミンバレーパークを紹介!
メッツアビレッジ
宮沢湖の一部を囲むように様々な施設があるスポット。BBQやお買い物、食事、カヌー、ファンモック(木に大きなハンモックをかけた、空中で遊べるアスレチックの一つ)が体験できます。
また、カフェとしてスターバックスコーヒーが出店しており、原っぱのゾーン(ヒュッゲテラス)の目の前にあるので、コーヒーをいただきながらのんびりすることも可能です。
ちなみにスターバックスコーヒーには自分の水筒を持ち込むことで直接入れていただくこともお願いできます。
※きれいな状態のものでないと対応していただけないので、直前に別の飲み物を入れていた場合は、お手洗いなどで一度水洗いをしてから持ち込んでください。
スターバックスコーヒージャパン公式 マイタンブラー・マイボトル持込に関するお知らせ
ムーミンバレーパーク
ムーミンバレーパークは2019年3月にOPENした、トーベ・ヤンソン氏の著書である、ムーミンを主人公としたシリーズの世界観を体感できるスポット。
歩きながらムーミンのお話に中に出てくる建物やキャラクターに出会えるのはテンションが上がります。
アトラクションは見学型・シアター型なので、待ち時間も20〜30分程度と比較的短く、午後からパークインしましたがゆったり見ていても暗くなるまでに一通り回りきれます。
大人デートにも、お子様連れのちょっとしたお出かけにもちょうど良い規模感のスポットだなと感じました。
中でもおすすめのアトラクションは「ムーミン屋敷」(ウォークイン型の見学スポット。人数・時間制限あり)と「海のオーケストラ号(屋内着席のシアター型。人数制限あり各回20分程度の上映。各回入れ替え制。)」
「ムーミン屋敷」はB1階、1階、2階の全3フロアを歩いて見学できる様になっており、1回約10名一組のペースで1フロアずつ案内されるようになています。
1フロアだいたい5分程度(体感)の見学時間なので「わーーーーーい」と動画や写真を取っている間にすぐタイムアウトになります…。
すみずみまでよく見たいカメラマンの私としては、超物足りない…!と思いました。
が!出口のところにたまたま!パークの中心にある屋外劇場「エンマ劇場」でのグリーティングのためにスタンバイしていたスナフキン(イケメン。うん、イメケン。もういろんな方向からイケメン。※個人的意見です。)がたそがれていたので、、、
「ぶわっしょいふんぎゃあああああああ」
…ものたりなさは、ここでのカメコ(カメラ小僧の略称)活動で発散しました!!!
ちなみに、、スナフキンのベストショットはこちらでした。
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「海のオーケストラ号」はムーミンパパの思い出に入り込むようなストーリー構成のシアター。
劇場はなんとなく船の中のような雰囲気になっていて、画面を横目にみながら、壁沿いに設置されているひな壇状のベンチに座って楽しむようになっています。
劇場の天井には「オーケストラ号」が吊り下がっており、座ったときからこれからこの劇場で繰り広げられる物語にドキドキが止まらなくなりますよ…!
どんな物語なのか、どんな体験ができるかは実際に訪れて感動していただきたいのでお伝えしませんが、一つ!パパ・ママに嬉しいサービスがあり、、、これは絶対押さえてほしいのですが、、、
なんと!上演中は撮影OKなのです!!
(こんなに画像を出しているのでお気づきだと思いますが…)
※フラッシュ、ライトの使用は上演内容を妨げるためNG。
子どもたちのリアルな反応を写真や動画に収められるのは、親心としては最高じゃないですか~
シアター体験も予想以上に素晴らしいものなので、ぜひシアター全体の様子とともに家族の思い出を記録してみてくださいね♪
春のおでかけは安心なおかずを入れたお弁当を持ってピクニックに出かけよう!
いかがでしたか?今回はプラントベースフードブランド「2foods」の植物性&グルテンフリー商品「エバーチキンナゲット」と、
埼玉県飯能市の子連れおでかけにおすすめのスポット「メッツアビレッジ&ムーミンバレーパーク」をご紹介しました。
おかずで1品、なにかをお探しの方は、この機会に食卓に取り入れてみてくださいね〜。
関連情報
■おまけ
2023年1月9日に終了してしまいましたが、ムーミンバレーパークでは、アプリで音声を聞きながら宮沢湖の湖畔や森の中をナイトウォークができるイベント「イルモリノオト」が開催されていました。
記事を書くのが遅くなり情報が古くなってしまったのですが、写真をいっぱい撮ってきたので、今年(2023年)の冬にまた開催されることを願いつつ、写真だけご紹介させていただきます…。
ライター&フォトグラファー&アレルギー情報を発信している人。1992年生まれ。猫アレルギー(クラス6)なのに、実家で猫を飼っているクレイジーマン。ツレもアレルギーっ子だが、タイプが違う。
新卒の頃から都内のホテルスタジオにてフォトグラファーの下積みをしていたが、上層部から遠回しに「(アトピーの)見た目が悪い。隠せ。」と言われたり、お客様のお子様から「お姉さんはなんで胸のところがブツブツなの?」と聞かれたり…。ストレスでアレルギー&アトピー症状がブースト→2年10か月で夢やぶれ、転職。企業で広報活動などを担当しつつ、インハウスカメラマンとして微妙に活動。コロナが流行りかけの頃に「やっぱりカメラをちゃんと仕事にしたい」と思い、再び転職。旅行系webメディアに勤めつつ、培ったライティング・取材力をアレルギーに悩む多くの方々のために使いたいと思い「CAT」ライターを志願、現在に至る。SNSでも発信中(Instagaram:@redvegpes)。あ、中重度のアトピーでしたが、「デュピクセント」という高額注射に出会い超軽度になりました。詳しく知りたい方はInstagaramのDMまでご連絡ください。