【アレルギーっ子初めてのプッチンプリン体験】卵も乳製品も使っていない!植物生まれのプッチンプリン開発秘話突撃インタビュー!

「管理猫さん!植物うまれのプッチンプリンを作った江崎グリコさんに取材したいです」

ある日突然はなちゃんからのお願い。
卵・乳製品アレルギーのはなちゃんにとって、このプリンは初めてのプリン。しかも人生初”プッチン”!
感動のあまり、こんな素晴らしい商品を作った人の話が聞きたい!という想いがあふれたとか!

2020年3月にリリースされた、植物生まれのプッチンプリン

開発に秘話から、江崎グリコさんのプリンにかける想いを、はなちゃんが取材してくれました。

目次

企画・取材担当はキッズライターのはなちゃん

こんにちは!小学校4年生(2020年時点)。キッズライターのはなです。私には卵、乳製品の食物アレルギーがあります。卵も乳製品も食べられないから、もちろんプリンはめったに食べられません。
そんな私ですが、実は最近新しい体験をしたんです。それが「プッチンプリン」!もちろんあの”プッチン”も初体験!
今回、そんな「プリン」も”プッチン”も初体験な私が、食物アレルギーの人でも食べられる“植物生まれのプッチンプリン”を作ってくれた『江崎グリコ』さんにオンライン取材をしました。色々教えてくれたのは洋生菓子のブランドマネージャー中川さん。 
アレルギーっ子に嬉しい初めてのプッチンプリンの秘密ってなんだろう!?

みんなで食べられるプリンを開発したかった!

どうして食物アレルギーの人でも食べられるプリンを作ったのですか?

―― 植物生まれのプッチンプリンを作ったわけは、食物アレルギーを始め、宗教や健康志向などを理由で、みんなと一緒の物が食べられなくて寂しい思いをする人が多いと知ったからです。
私たちは「おいしいプリン」を作ることはもちろんのこと、プリンが作り出す楽しい【場と時間】を大切にしています。だから、より多くの人に食べて貰い、楽しい気持ちを持ってもらいたいと思いました。
例えば兄弟や家族、友達同士で、アレルギーのあるなしに関係なくみんなで食べられる。そんなプリンがあったらいいな。プッチンプリンを通して作れたらいいなと思ったからです。


(今回、オンラインで初の取材でした。こんな雰囲気で取材をしました)

植物生まれのプッチンプリンを作っている時、難しかったこと、出来上がったときの感想を教えてください!

―― みんなが一番知っている、一般的なプッチンプリンは乳製品、卵を使っています。乳製品も卵も使わずに、同じ味を出すことがとても難しかったです。あと、プッチンプリンに大切なのはあのプルプル感!プルプルした食感を出すのが大変でした。
実は、開発を始めたときは、ナッツ類をメインの味にしていました。でもこれは大人には良いけど、子どもには余り好まれませんでした…。それではいけない!と思いさらにいろいろと考え、一般的なプッチンプリンの味に近づけていきました!試食の時、「おんなじ味だ!」と喜んでもらえたときは感動しました。

このプッチンプリンを作るのに、何人の人が一緒につくったんですか?

―― プッチンプリンに限ったことではないのですが、私たちが新しい商品をつくるときには、たくさんに人が携わっています。
例えば、プッチンプリンの企画をする人 どんなプッチンプリンがいいか、どんな味にしようかと実際にプッチンプリンを作り、いっぱい研究する研究所の人達、さぁ販売するぞ!となったときにはパッケージなどのデザインを考える人 そして、プッチンプリンをたくさん作るための工場の設備を作る人…とーーーっても沢山の人たちのおかげで出来ているんですよ

開発の裏話!“みんなと一緒に食べることを楽しんでほしい”という想い

このプッチンプリンを作るのに、一番最初に決めていたことはなんですか?

―― 今回は食物アレルギーだけではなく、ビーガンの人や宗教上の食事の制限がある人の事を考えていました。なので、一番最初から決まっていたのが、卵も乳製品も使わずに、植物性の物で作る事だったんです。

どうしてきび砂糖を使うことにしたのですか?

―― 柔らかくて優しい味わいを表現したかったからです。お砂糖にはとっても種類があるんですよ。
一般的な食卓でよく見るのは白いお砂糖だと思います。白いお砂糖は精製されたお砂糖。きび砂糖はそんな白くなる前のお砂糖なんですよ。
精製していないきび砂糖はミネラル分が多く甘さの質が柔らかくなり優しい甘さになるので選びました。

※お砂糖の詳しいお話はみんなで調べてみよう※

(2020年4月時点)プッチンプリンがマックドナルドさんとコラボして、マックシェイクがリリースされましたよね。植物生まれのプッチンプリンはどこかの企業さんとコラボしたりしますか?

―― 今は植物生まれのプッチンプリンが発売されたばかりで、コラボのお話はまだありませんが、今後はレストランやファストフード店でも食べられるようにしたいと思っています。

他の会社とのコラボはどうやって決めているのですか

―― 例えば今回のマクドナルドさんとのコラボについて言うと“ハッピー” “みんなと一緒に食べることを楽しんでほしい”と言う思いが一緒だったのでコラボする事が決まりました。私たちが大切にしていることと、マクドナルドさんが大切にしていることが一緒だったからですね。お互いのイメージにピッタリだと思ったからです。だから、これからもコラボするときには、私たちが大切にしている “食事を楽しくしたい”という想いを高めてくれる企業を探しています。

植物生まれのプッチンプリンの違う味も作ろうと思っているのですか?

―― 今はまだ考えていないです。まずはオリジナルを定着させて、皆さんが沢山食べてくれるようになる事が目標です。定着してから他の味、もしくはプリン以外の(植物性の)商品も考えたいと思っています

みんないっぱい買って定着させていこうね!

プッチンプリンで一番力を入れている事はなんですか?

―― 単純に美味しいだけではなく、プッチンする作業を楽しんだり、みんなで一緒に喜んで味わって貰えることです。

アレルギー対応(植物生まれの)プッチンプリンの工場見学に行きたいなぁ

―― ごめんね!それは実は難しくて…。
実はプリンはとても清潔な工場で作っています。販売して21日間持つようにする為、菌が入らないように工場をとても清潔にしています。だからテレビなどの取材も断っているんです。
ただ、見学は難しいですが、HPで作り方を紹介していますので、それを参考にしてみてくださいね。

アレルギーっ子も笑顔になれる時間をこれからも届けたい

最後にアレルギーっ子やその後家族へのメッセージをお願いします。

―― 買物や外食など(アレルギーっ子やそのご家族のみなさまは)すごく大変だと思います。現在、江崎グリコはアレルギー表示をわかり易くする工夫をしています。
またより多くの人々に食べて貰えるように、今後も努力し続けます。食物アレルギーだけではなく、色々な理由で食べられない人も、美味しく楽しく時間を過ごして貰えるようがんばります!
今回のこの商品(植物生まれのプッチンプリン)も沢山の人に食べて貰えると、ずっと作り続ける事ができます。ぜひたくさんの人たちと、”プッチン”して楽しい時間をすごしてくださいね。

植物生まれのプッチンプリンを使った アレンジレシピ

乳卵不使用❤︎プレンチトースト

  1. 耐熱容器にプリンを“プッチン”して入れ、豆乳も注ぎ600wのレンジで1分20−30秒温める
  2. パンを入れて浸す(今回はフランスパンを使いました)
  3. フライパンにサラダ油 もしくはマリンフードのヴィーガンソフトをひきます
  4. 両面が少し焦げる程度にじっくり弱火で焼きます

より詳しいレシピはこちら

みんなでレシピを考えよう

植物生まれのプッチンプリンを使って、みんなでオリジナルレシピを考えよう!
TwitterもしくはInstagramで #アレルギーっ子のプッチンプリンレシピ とタグをつけて投稿してね!
全部は載せられないかもだけど、CATのWEBページで専用ページをつくって、そこで紹介します♪

あと、ぜひ #アレルギーっ子の初プッチンプリン も大募集!ぜひ”プッチン”の瞬間を写真もしくは動画で投稿してみてください♪
どんどんSNSで投稿しよう♪

※CATの企画となります。江崎グリコさんは関与しておりません※
※ただし、特に何かあるわけではありません。ちょっとアレルギーっ子の世界が盛り上がって楽しい気持ちが広がります※

あとがき

私は生まれて初めて食べたプッチンプリンの美味しさにとってもとっても感動しました。どうしてもその気持ちを伝えたくて企画書を作って取材をする事が叶いました!
そして念願の取材をしてみて江崎グリコさんの商品への思いをとても感じました。これからもこのような企業がどんどん増えて欲しいです!
江崎グリコさん、今回は本当にありがとうございました。(はな)


取材をお願いするとき、はなちゃんが直筆で、自分の想いを企画書として作ってくれました。
彼女のあふれる思い、そしてそんな感動を生み出してくれた 江崎グリコさん、改めてありがとうございました!(管理猫)