【速報】アレっ子の御用達お菓子を作る『太田油脂』の新食材&新シリーズ発表会に潜入!


「マルタのおやつ」など、アレっ子でも安心して食べられるお菓子を製造している『太田油脂株式会社』(以下、太田油脂さん)。実は創業120年を迎える超老舗企業であるのをご存じでしょうか?現在、4代目社長がけん引するこちらの会社では、120年の節目に合わせ、アーモンドの”とあるもの”を再生利用して作った新素材を開発したのだとか!今回は、新素材の驚くべきポテンシャル、そして「マルタのおやつ」の新シリーズについてを紹介した発表会に参加してきました♪

アレルギーっ子歴29年(今年の10月で30年目突入!)、ライター&カメラマンのれっどです。東京・足立区生まれ&足立区育ちの江戸っ子。現在は隣接する埼玉県川口市で、同じくアレルギーっ子歴29年の同居人と住んでいます。私には、牛・豚・乳製品・小麦(少々)・豆乳・スイカ・メロン・マンゴー・いちじく・キウイなど、多岐に渡る食物アレルギーがあります。(他にもダニやハウスダスト、花粉、動物系のアレルギーもあります。)
ヴィーガン・ベジタリアン食調理アドバイザー、環境アレルギーアドバイザーなどいくつかの資格取得済。食品表示検定中級の勉強中。最近の目標は「中型バイクの運転免許を取ること」。

目次

太田油脂さんって、実は「絞ること」が得意な会社

登壇中の太田社長


私・れっどは、恥ずかしながら、発表会でお話を聞くまでは知ったかぶりをしていました…。「アレルギー対応のおやつを作ってくださっている会社」としか認識しておりませんでしたことをこの場を借りて御詫び申し上げます…。
太田油脂さんは、もともと「えごま油」を作っている会社。えごま油の食用化をしたのは太田油脂さんが日本初なのだとか!しかも、宮内庁や伊勢神宮で使用されている”とうみ”の油も納めているとの事。経歴がすごすぎる…!

そして、「なんでも絞ります」というモットーに、いろんな種子を絞ってみているそうで、今回の新素材はその中で出てくる”あるもの”に着目した結果発見したものだったのだそうです!

そこにそんなに栄養が…?!利用することでSDGsにもつながっちゃう、サステナブルな新素材とは


乳製品アレっ子にとって身近な「植物性ミルク」。なかでも最近、スーパーでも手に入れやすくなったものに「アーモンドミルク」がありますよね。その原料になっている「アーモンド」が今回の主役です。


アーモンドは油分も多いので、もちろん油を搾ることもできます(「〇印〇品」などでも販売されていますね)。その搾りかす(残渣(ざんさ))はいままで廃棄対象だったそうですが、この度の研究でこの搾りかすについて調べてみたら、『なんていままでもったいないことをしてしまっていたんだ!』と嘆いてしまうほど、栄養たっぷりの食材になると気づいたのだそうです。


太田油脂さんは、この研究結果を受け、搾りかすを利用しやすく加工し直し、「アップサイクル」素材『アーモンドミール』として発表するに至ったとのことでした。

『アーモンドミール』の何がそんなにすごいのか?


『アーモンドミール』を同量の他のナッツを比べ、栄養価を比較してみたところ(太田油脂調べ)、エネルギーはアーモンド本体を同量食べるよりも低く(ほぼ半分)、たんぱく質や鉄分、マグネシウムは上回り、そして、食物繊維についても倍近い量になったという結果になったそう。


※当日は、日経BP総合研究所客員研究員・西沢邦浩氏、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 ヘルスメディカルセンターならびにワクチン・アジュバント研究センター センター長・國澤純氏の登壇があり、栄養・健康面に関する研究結果の詳しい説明がありました。


アーモンドは世界的な研究で、メタボ解消に有効であることや(出典:Nutr Metab(Lond).2018,15:46)、腸内細菌叢(そう)に影響を与え糖代謝やうつを改善傾向にできることが(出典:Nutrients.2020 Oct;12(10)3036)わかっており、そもそも健康にとても良い食材ということが証明されてきているのですが、その良い部分を持ちながら、より日々の食事に取り入れやすい形になったのが『アーモンドミール』なんです。粉状なので、お菓子作りや日々の料理に+αしやすい形状。手軽にパっと使えるのが嬉しい素材なんですよ。

アーモンドミールの使い方例


発表会では、株式会社実身美の代表・大塚三紀子氏によるレシピ案の紹介があり、試食もいただくことができました。
紹介されたレシピは2種!

アーモンドミール入りハニーパンケーキ


※試食品には卵・乳製品が使用されていたため、試食は同居人・アレっ子男子にお願いしました。
(以下、アレっ子男子の感想)
「いわれなければアーモンドの成分が入っているとはわからないかも。ほかの味を邪魔しないで、自然にパンケーキとして食べられるから、アレルギー対応食やヴィーガン食など、工夫された味付けの食べ物に慣れていない自分でも食べやすさを感じた。

アーモンドミールとココアの生チョコ風

おわかりいただけただろうか…このクマで…笑


(以下、私の感想)
アーモンドチョコレートを食べているのとほぼ同じ感覚!ナッツだと噛むときに力が必要で大変だけど、こちらは強くない力でも噛めるから嬉しい。食欲がない時でもパクパク食べれるから、栄養が足りないときに食べたい!(実際、試食をした日は私の体調は最悪で全然食欲がありませんでした。本当にこのお菓子に生かされたといっても過言ではないかも…。)」

「マルタのおやつ」の新シリーズもローンチ!

引用:https://ms-oyatsu-maruta.jp/


小さなお子様向けの可愛らしいパッケージのイメージがある「マルタのおやつ」。現在までに発売されているシリーズは

  • 食物アレルギーのある子供も食べられる「MSシリーズ」
  • 子どもが大勢集まる場所でみんなに分けて食べられる「スマイルシリーズ」
  • の2つ。

    でも、実は『大人のアレっ子だって食べたい…』『大人でも持ち歩きやすい見た目だと嬉しいな…』と思っていた人も多いのでは。。。?
    そのお悩み、今回発表された新シリーズで解決されますよ♪
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    新シリーズ、名前は「CLEAN LABEL(クリーンレーベル)」。
    “よりシンプルに、よりナチュラルに”がキャッチコピーとなったシリーズで、大人世代も手を取りやすくなったパッケージなのが魅力的な『世代をこえて、こころとからだに幸せを。』感じられるシリーズなんです。

    また、いままでのシリーズとの違いはパッケージの見た目だけではないのです。

    <違っているポイント>

  • 原材料が「表面」に「大きな文字で読みやすく」表示されている
  • 賞味期限が短め
  • 使用制限添加物を設定して開発
  • 国産原材料を使って、日本の農業を応援(国産原料主体)
  • 栄養素強化
  • ※MSシリーズ、スマイルシリーズと同じく、香料不使用です。

    そして、商品ラインナップは以下!

    ※9月27日(火)より順次発売。
    ※商品ごとにアレルゲンが違っているのでご注意ください。

    今回、「キューブクッキー日向夏」「国産うるち米で作った甘からあられ」の試食品をいただいたので、早速食べてみました!


    「キューブクッキー日向夏」は(アーモンドミール使用)米ぬかのお菓子より柔らかく、ボーロよりほろほろしないから食べやすいのが嬉しいなと思いました。大人は仕事の合間の休憩で食べたりするので、小さめのブロック状の形なのも良かったところ。


    「国産うるち米で作った甘からあられ」も、小さめサイズで、口に小さい私でも一口で食べられるのが嬉しい♪てんさい糖使用で控えめな甘さなのも良かったですね。

    いかがでしたか?アーモンドを余すことなく使うアップサイクル新素材「アーモンドミール」や、大人アレっ子にも優しいおかしの新シリーズ「CLEAN LABEL」。どちらも早くみなさんに食べてみていただきたいです!

    詳しい発売情報・アレルゲン情報は太田油脂株式会社の公式HPでの告知をお待ちくださいませ。

    ▼太田油脂株式会社公式HP