アレルギーナビゲーター細川真奈の「美味しいって幸せ♡」Vol.2

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アレルギーっ子の旅する情報サイト CATをご覧の皆様、初めまして。
アレルギーナビゲーターの細川真奈です。

わたしは離乳食の時から食物アレルギーをもっており、徐々に克服したものも沢山ありますが、今現在は、卵(魚卵)・乳製品・ナッツ・やまいもを除去しながら生活を送っております。
4年前からアレルギーナビゲーターという肩書きで、セミナーや全国の百貨店でイベントをしたり、東京・名古屋・大阪・福岡で座談会を開催したり、アレルギー対応商品のPRなどをしております。

今回は、CATさんが制作する「WAKU WAKU vol.2」には載せきれなかった記事内容をこちらに掲載させて頂くことになり、CAT初デビューです!!

テーマは”アレルギーっ子の海外旅行”
わたしが今までで1番行った回数の多い「ハワイ旅行」のお話をさせて頂こうと思います。

目次

初めての海外旅行はハワイ

わたしが初めて海外旅行へ行ったのは、大学1年の春休み。
家族3人で行った「ハワイ旅行」です。
当時はまだ、卵・乳製品・ナッツ・やまいもの他に牛・鶏肉の食物アレルギーもあった為、キッチン付きのコンドミニアムのホテルに泊まり、調理器具(フライパンやお鍋、まな板など)やレトルト食材を持ち込みしての旅行でした。
当時、ハワイに日本の調味料を取り扱うスーパーがあるということで、ダイエー(現在はドン・キホーテ)へ行き、油やパスタや野菜、肉、果物などを購入。情報は全て母が調べてくれていました。
ハワイ旅行とは言え、外食したのはお寿司屋さんとフードコート内にあるうどん屋さん、ABCストアで売られている本場のスパムむすびが嬉しくてよく食べていたのを思い出します。
それ以外の食事は、母の愛情たっぷり手作りごはんでした。

大学の卒業旅行でも家族でハワイへ。

その時もアレルゲンはほぼ変わっていなかった為、コンドミニアムのホテルへ宿泊。海外という異国の地で初めて数時間、家族と離れダイビングのライセンスを取得したのも思い出です。その時のお昼ごはんはもちろん、母お手製のお弁当を持参で。

3回目のハワイ旅行は当時お付き合いしていた彼と。
この時には鶏肉・牛肉アレルギーも克服していたこともあり、ハワイ島とオアフ島の両方に宿泊し、1週間・3食全て外食することができるようになっていました。
また、事前にレストランへネット予約し英語でやり取りをしていたのにも関わらず、乳成分入りのスムージーが出てきてしまい、気づかないまま誤飲し、アナフィラキシー症状が出てしまったという経験もしたので、とても思い入れのあるハワイ旅行です。

4回目のハワイは母と2人で。
結婚式の参列の為、弾丸!2泊4日のハワイ旅行でしたが、家族3人で行ったハワイ旅行の時よりもかなり外食できるお店が増えていることに母は感動!
「ここのお店、このメニューが美味しいんだって!」など、この時はわたしが事前にお店をリサーチし、全て外食で過ごすことができました。

もっていくと便利なもの

海外旅行へ行く時の必需品として、エピペンや緊急用の飲み薬はもちろんのこと、手書きのアレルギー表も英語が苦手なわたしにとっては必須です。
「わたしは食物アレルギーがあって○○を食べることができません。これらを使用していないメニューはありますか?もしくはこれらを除いて作って下さることは可能ですか?」といった文面を沢山手書きし、ストックして、飲食店へ行く度に店員さんに渡すようにしていました。
ハワイは日本人や日本語を話せるスタッフが多いですし、様々な人種の観光客が多いこともあり、アレルギー対応に関しても日本よりもスムーズに感じたのが印象的です。

海外旅行なんて夢のまた夢?

と思われている親御さんも多いかも知れませんが、ハワイ旅行!オススメです!
わたしも毎年行けるように頑張ろうーっと!!